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米国防費のピンチをチャンスに
2013年7月17日 米国予算の強制削減が実施された。1年前までは、いずれは妥協が成立すると思われていた。しかし、医療保険制度改革で一歩も譲らないオバマ大統領の強い意志が背後にあったのだろう、民主党は社会保障、医療で譲らず、小さな政府を信奉する共和党は増税を許さず、先行きは...
米国のアジア回帰は本当に続くのか
2013年1月7日 日本にとって最大の関心事はオバマ政権のピボット政策、すなわちアジアへの軸足移動政策が続けられるかである。それについて私はまだ100%の自信を持っていない。 ご都合主義だった対中政策 ピボット政策は、ひとえにヒラリー・クリントン国務長官の努力のたまものと言...
日本の安全と繁栄に不可欠な日米同盟
2012年4月18日 鳩山民主党政権が出現して以来日米関係は漂流している。これをいかに安定、強化させるかに日本の国益がかかっている。 日米同盟強化の方策は、すでに、西暦2000年のアーミテージ・ナイ報告に書いてある。2000年の大統領選挙は、マイアミでなかなか決着がつかなか...
グアム移転費は東アジア防衛に
2011年9月15日 ―正論― この論文はむしろアメリカに向けて書いている。 野田佳彦新政権ができて最初の日米首脳電話会談で、オバマ大統領は普天間移転を含む、米軍基地再編計画の推進を催促したという。ルース駐日大使の日本外相に対する申し入れも同じだった由である。日米関係の従来...
Stronger Defense for Region
September 19th, 2011 Although the original version of this article was written for a Japanese daily, I initially had American readers in...
鳩山首相の最後の決断をたたえる
2010年6月3日 ―産経新聞 正論― 鳩山由紀夫総理が辞任を表明した。私はここに鳩山内閣を送るにあたって、普天間問題について鳩山総理が最後に下した勇断を称(たた)えたいと思う。 実は、5月下旬、私はTVのインタビューを2度受けた。それは普天間決着の鳩山総理の公式記者会見前...
Untold Ties of Friendship Exist between Okinawa and the U.S.
Monday, May 3, 2010 Japan Times The baseball team from Konan High School, Okinawa, emerged from the dramatic final game as the winner of...
沖縄と米兵の知られざる「絆」
2010年4月21日 ―産経新聞 正論― 春の甲子園高校野球での沖縄・興南高校の劇的な優勝の背後には、秘話がある。 興南高校チームが同県内の石垣島に練習試合に行く際、天候が悪く飛行機が欠航して困っていたところ、米軍がヘリを提供してくれたそうである。...
Stronger Alliance is on the Way
Sunday, Jan. 31, 2010 THE JAPAN TIMES The relationship of trust between Japan and the United States is in its worst state ever. After...
「日米」強化に米国の忍耐を期待
2010年1月8日 <<相互理解が完全に欠如>> 日米間の信頼関係は最悪の状態にある。 日本の総理が米国の大統領に会って説明しようとしても会ってくれない。その代わりに国務長官との会話で理解を得られたと言っていると、国務長官はわざわざ駐米日本大使を招致して、理解など示していな...
日米安保改定50年の意義
2010年1月 5日 『自由民主』平成22年1月5・12日合併号8面 60年安保50周年を迎えて、当時外務省の日米安全保障課長としてこの問題にあたられた、後の外務次官、駐米大使東郷文彦氏のメモワール『日米外交30年』を読み直してみた。その中にハタと目につく文章があった。...
Bolstering Japan-U.S. Ties
July 8th, 2009 The Obama administration has shown great good will toward Japan. This was evidenced by Secretary of State Hillary...
Japan’s Obama Opportunity
July 2nd, 2009 Wall Street Journal AsiaWith the appointment of Kurt Campbell this week to the State Department’s most important Asia...
米知日派を再び挫折させるな
【正論】2009年6月25日 ■キャンベル氏らの友好姿勢 オバマ政権は、日本に極めて好意的姿勢を示してくれている。 それはクリントン国務長官指名の上院証言に既に見られたが、彼女が真っ先に訪問した国は日本、オバマ大統領が就任後初めて迎えた外国首脳は麻生総理であった。...
集団的自衛権行使 日米同盟堅持の証し
【地球を読む】 ◇外交評論家 私が集団的自衛権の問題を取り上げてきて以来もう40年近くになる。もちろん、その前からも先人たちの努力があり、その間限りない挫折を繰り返しているうちに、近年それを取り巻く景色が少し変わってきたような感がある。...
米の対日政策 大統領選後も不変
2008年6月23日 最近よく、政界、財界の方々から、真顔で「今度の選挙でアメリカの大統領が民主党になったら、日本はどうなるのでしょうか?」という質問を受ける。 もっとも米大統領選の結果が気になるのは日本だけではないようである。ショーンフェルドという米国の評論家によれば、パ...
Japan’s Security Not Tied to U.S. Presidential Result
June 22nd, 2008 The Yomiuri Shimbun These days I am often asked with great seriousness about what would happen to Japan if a Democratic...
Fukuda Should Not Discourage Friends of Japan
December 29th, 2007 The Yomiuri Shimbun Japan’s domestic politics has been left in disarray because of the ruling Liberal Democratic...
Japan-U.S. Alliance Vital for Asia
September 3rd, 2007 the Yomiuri Shimbun Regarding the prospect of the six-party talks for North Korea’s denuclearization, I can never be...
安倍総理訪米と慰安婦問題の行方
2007年5月14日 <<日米関係への悪影響回避>> 米議会における慰安婦問題審議の成り行きはまだ不明だが、今回の安倍総理訪米の結果、それが日米関係に及ぼす悪影響はほぼ回避できた。 ここに至るまでの経緯をもう一度振り返ってみたい。まず当初、日米の政策通が一致していたのは、な...
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