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鳩山首相の最後の決断をたたえる
2010年6月3日 ―産経新聞 正論― 鳩山由紀夫総理が辞任を表明した。私はここに鳩山内閣を送るにあたって、普天間問題について鳩山総理が最後に下した勇断を称(たた)えたいと思う。 実は、5月下旬、私はTVのインタビューを2度受けた。それは普天間決着の鳩山総理の公式記者会見前...
Untold Ties of Friendship Exist between Okinawa and the U.S.
Monday, May 3, 2010 Japan Times The baseball team from Konan High School, Okinawa, emerged from the dramatic final game as the winner of...
沖縄と米兵の知られざる「絆」
2010年4月21日 ―産経新聞 正論― 春の甲子園高校野球での沖縄・興南高校の劇的な優勝の背後には、秘話がある。 興南高校チームが同県内の石垣島に練習試合に行く際、天候が悪く飛行機が欠航して困っていたところ、米軍がヘリを提供してくれたそうである。...
中国進出を招いた「10年の眠り」
2010年3月17日 『産経新聞』東京朝刊 佐藤一斎の言志四録(げんししろく)に耳なれない言葉を見つけた。曰(いわ)く、「吾古今(ここん)の人主(じんしゅ)(君主のこと)を観(み)るに。志の文治(ぶんち)に存する者は必ず業(ぎょう)を創(はじ)め(創業)、武備を忘れざる者は...
国連中心主義も日米中正三角形論もさっぱりわからない
by 岡崎久彦 on 2010年2月10日 小沢氏の外交、安全保障に関して何か言うことがあるとすれば、「わからない」の一言に尽きる。国連中心主義とか国連待機部隊の創設といった持論を発表しているが何が言いたいのかさっぱり分からない。...
Stronger Alliance is on the Way
Sunday, Jan. 31, 2010 THE JAPAN TIMES The relationship of trust between Japan and the United States is in its worst state ever. After...
「日米」強化に米国の忍耐を期待
2010年1月8日 <<相互理解が完全に欠如>> 日米間の信頼関係は最悪の状態にある。 日本の総理が米国の大統領に会って説明しようとしても会ってくれない。その代わりに国務長官との会話で理解を得られたと言っていると、国務長官はわざわざ駐米日本大使を招致して、理解など示していな...
日米安保改定50年の意義
2010年1月 5日 『自由民主』平成22年1月5・12日合併号8面 60年安保50周年を迎えて、当時外務省の日米安全保障課長としてこの問題にあたられた、後の外務次官、駐米大使東郷文彦氏のメモワール『日米外交30年』を読み直してみた。その中にハタと目につく文章があった。...
小村寿太郎の“功罪”とは
2009年12月1日 小村寿太郎ほど、一見、その功罪がはっきり論じられる政治家、外交官も少ない。 日露戦争で、地上戦を決した遼陽の会戦ではロシア側23万人に対して日本側13万、奉天の大会戦では、ロシア側32万、砲1200門に対して、日本側があるだけ集めて25万、砲990門で...
Enough Concessions on Taiwan
November 10th, 2009 For those who are concerned that democratic Taiwan should continue to have the freedom to choose its own future,...
「冷めた政変」に戸惑う海外論評
【正論】元駐タイ大使・岡崎久彦 「冷めた政変」に戸惑う海外論評 2009.10.8 <<「反基地」の思想に懸念も>> 民主党新政権の下でこれから日本はどうなるのであろうか。 誰もはっきりとした見通しを持っていない。毎日懸案を次々に片付けなければならない民主党指導者にも分から...
「リベラル政権」の桎梏忘れるな
【正論】元駐タイ大使・岡崎久彦 「リベラル政権」の桎梏忘れるな 2009.9.10 ≪政策変更には長大な時間≫ 「一利を興すは一害を除くに如かず。一事を生(ふ)やすは一事を省くに如かず」という政治の要諦は、ジンギスカンに仕え、ユーラシア大陸空前絶後の大帝国である元帝国の基礎...
The DPJ’s Sense of Duty
by on 2009年9月 4日 By HISAHIKO OKAZAKI Until the Democratic Party of Japan (DPJ)’s win in Sunday’s election, the Liberal Democratic Party...
選挙戦で「安保論議」の土俵を
【正論】選挙戦で「安保論議」の土俵を 元駐タイ大使・岡崎久彦 2009.8.19 ■日本の政治もここまで 自民、民主両党のマニフェストが出そろったのを見ると、よく日本の政治がここまで来たと、感無量である。 かつて半世紀以上自民党一党支配がつづいたときは、野党は政府の片言隻句...
Don’t waste good intentions
July 29, 2009 When I read former Vice Foreign Minister Ryohei Murata’s remarks in the newspaper, disclosing a secret agreement on port...
Bolstering Japan-U.S. Ties
July 8th, 2009 The Obama administration has shown great good will toward Japan. This was evidenced by Secretary of State Hillary...
村田発言の誠意を無にするな
【正論】村田発言の誠意を無にするな 元駐タイ大使・岡崎久彦 2009.7.7 02:33 ■今回も失望した事後対応 核問題に関する村田良平・元外務次官の発言を新聞で見た時は、私はこの問題の新たな発展を期待して胸を躍らせた。...
Japan’s Obama Opportunity
July 2nd, 2009 Wall Street Journal AsiaWith the appointment of Kurt Campbell this week to the State Department’s most important Asia...
緊迫する東アジア情勢と日本の針路
2009年7月1日 北朝鮮が五月二十五日、二回目の核実験を強行しました。長距離弾道ミサイル発射に次ぐもので、世界の平和と安全に挑戦する行動です。オバマ米大統領は、「北朝鮮の行動は北東アジアの人々を危険にさらすものだ。米国と国際社会は行動を起こさなければならない」として、対抗...
米知日派を再び挫折させるな
【正論】2009年6月25日 ■キャンベル氏らの友好姿勢 オバマ政権は、日本に極めて好意的姿勢を示してくれている。 それはクリントン国務長官指名の上院証言に既に見られたが、彼女が真っ先に訪問した国は日本、オバマ大統領が就任後初めて迎えた外国首脳は麻生総理であった。...
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