top of page
安倍総理訪米と慰安婦問題の行方
2007年5月14日 <<日米関係への悪影響回避>> 米議会における慰安婦問題審議の成り行きはまだ不明だが、今回の安倍総理訪米の結果、それが日米関係に及ぼす悪影響はほぼ回避できた。 ここに至るまでの経緯をもう一度振り返ってみたい。まず当初、日米の政策通が一致していたのは、な...
Entente to balance China
Monday, April 30, 2007 Entente to balance China By HISAHIKO OKAZAKI International politics is always shifting, basically affected by...
China’s military buildup and age of new entente: Considering Japan-Russia relations from strategic perspective
2007年4月25日 Balance of power International politics shifts, basically affected by changes in the balance of power. Of all factors for the...
核戦略論を考える
2007年4月 8日 これは核戦略序論である。 昨年安倍内閣が発足して以来、日本の核武装論議―むしろ、その前段階である、核武装問題を論ずることが許されるかどうか―が問題として浮き上がってきた。 しかし、私は今までそれを論ずることを躊躇してきた。一つには、それが本論の結論とも...
春の例大祭で靖国参拝
by on 2007年3月 1日 ■憲法改正は「数」の問題 私は基本的に安倍内閣の方針に賛成する。ただし、あらゆる仕事には優先順位がある。 総理の掲げる「憲法改正」は、大目標としては正しい。しかし、憲法改正というのは「数」の問題である。...
Telling the Truth at Yasukuni
Saturday, Feb. 24, 2007 Telling the truth at Yasukuni By HISAHIKO OKAZAKI Special to The Japan Times Since last summer, I have been...
遊就館展示 修正に関する考え
by on 2007年2月7日 展示修正にあたっての私の目的は、ひとことで言えば、靖国神社の知的品位(英語ではインテレクチュアル・インテグリティー。知的正直さといっても良い)を守ることにあった。 知的な不正直さ、牽強付会な弁解ととられる見苦しい表現などを除くことが第一の基準...
真珠湾への道 日米開戦65年(2)
【正論】真珠湾への道 日米開戦65年(2)元駐タイ大使・岡崎久彦 2006年12月02日 産経新聞 東京朝刊 掲載 岡崎久彦 ■非凡な2人が切った片道切符 <<引き返す機会>> どうしてああいう戦争になってしまったのだろうか。何時から引き返せなくなったのか、この問題は繰り返...
世代論 20代前半、期待の星
◇外交評論家 ◆戦前・戦後教育が交錯 世代論というのは往々礼を失することになる。人間は、一人ひとり、生まれも育ちも、個人の思想も異なる。それを十把ひとからげにして、世代別に分類するのだから失礼な話である。だから、この論文をお読みになる方は、世代論は一般論として、自分は自分、...
新しい日中関係へ漢文学学習を
2006年11月20日 産経掲載 ■日本人の漢字知識は世界で特異な力 <<歴史上最善の両国関係>> 靖国問題が実質的に過去の問題となって去りつつあり、やっと、中国の江沢民前国家主席の愛国主義運動以来10年以上にわたって思考を妨げられていた、日中関係の未来像を考えることができ...
Long and Bumpy Road to Building a ‘New’ Iraq
From The Daily Yomiuri on 5th November 2006 Hisahiko Okazaki / Special to The Yomiuri Shimbun The situation in Iraq seems truly bad. The...
自民総裁選と靖国問題
[地球を読む]政争の具にするな 自民総裁選と靖国問題 岡崎久彦(寄稿) 2006年9月3日 読売新聞掲載 岡崎久彦 政治学では「スード・イベント」(偽の事件)という言葉があるそうである。 わかりやすい例として、徳川時代250年、大坂城落城からペリーの来訪までの間の日本におけ...
Media Role Helps Inflame the Yasukuni Issue
September 3, 2006 Daily Yomiuri Hisahiko Okazaki One of the myriad political science theories and expressions is the term “pseudo event.”...
遊就館から未熟な反米史観を廃せ
【正論】元駐タイ大使・岡崎久彦 遊就館から未熟な反米史観を廃せ 2006年8月26日 産経新聞朝刊掲載 元駐タイ大使・岡崎久彦 ■「靖国」の尊厳すら損ないかねず <<唾棄すべき安っぽい議論>> 8月20日の米紙ワシントン・ポストに保守派の論客として知られる...
釈然とせぬ昭和天皇のご発言メモ
【正論】釈然とせぬ昭和天皇のご発言メモ 全体に陛下らしいご風格見えず 元駐タイ大使・岡崎久彦 2006年8月2日 産経新聞 <<戦犯を認めてはおられず>> 昭和天皇のご発言メモ、私はいまだに釈然としない。何度も読み返してみ...
【台湾海峡の平和と安定のための安全保障対話】日米台シンポ
2006年7月25日 産経新聞大阪版 ◆軍事・経済大国 中国にどう対応 巨大な軍事・経済国家へと急激な変貎(へんぼう)を遂げ始めた中国。変貎は、台湾海峡を含む東アジアにどう影響するのか。日本、米国、台湾は中国にどう対応すべきなのか-。6月20日、都内で開かれたシンポジウム「...
日本初の主導 実る
2006年7月14日 産経新聞掲載 岡崎久彦 制裁に強制力をもたせる国連憲章7章を削除したうえで国連安全保障理事会の北朝鮮に対する非難決議が採択されたが、この決着は評価できる。強制力のある決議が採択されても、中国が実質的に制裁を行うかどうかは疑わしく、実際に制裁を主導するの...
戦後平等主義の悪弊
【地球を読む】空虚な「激論」番組 戦後平等主義の悪弊 岡崎久彦(寄稿) 2006年7月2日 読売朝刊掲載 やや古い話になるが、今年の正月のTV番組に、今後1年間の内外情勢を語る座談会のようなものは皆無だった。 10年ほど前は、毎年年頭の座談会に招(よ)ばれて国際情勢の見通し...
The New Taiwan Problem
June 20th, 2006 Circumstances around Taiwan have undergone significant changes in the last few years. First, the change in international...
新しい台湾問題
2006年6月20日 日米台シンポジウム基調講演演説 台湾をめぐる内外環境はここ数年間顕著な変化を見せている。まず、国際政治の変化はバランス・オブ・パワーの変化によって起こる。バランス・オブ・パワーの変化が起こる原因としては、一国による他国の領土の併合、―十八、九世紀のロシ...
bottom of page